実は高栄養!キャベツに含まれる3つのビタミンと効果&効能

こんにちは、梅田(@umeda kouki)です。

キャベツは、僕達日本人の食生活に非常に馴染みがある野菜です。

しかし、あなたはキャベツが極めて優れた栄養素を秘めている事をご存知でしょうか?

驚くべきことに、キャベツの栄養素は胃腸薬の主成分として活用されていたり、アメリカの国立ガン研究所に“ガン予防に効果的”と認められる程に優れた健康効果があります。

ですが、一般的にはキャベツの素晴らしい栄養効果はあまり知られていません。

そこで今回の記事では、キャベツに含まれている栄養分と健康効果、そして食べ過ぎによる肉体面の影響を科学的な根拠と共に解説したいと思います。

是非、あなたも普段の食事にキャベツをより積極的に取り入れて、日々の健康維持に役立てて下さい。

1.キャベツに含まれている栄養素

キャベツには多くの栄養素が含まれていますが、今回は、特に健康効果が高い栄養素を5つに厳選してご紹介します。

1-1.ビタミンU

キャベツには、胃腸の働きを助ける作用を持つ「ビタミンU」が豊富に含まれています。

キャベツの絞り汁から発見されたビタミンUは、別名「キャベジン」とも呼ばれ、市販の胃腸薬の名前や主成分としても使用されている栄養素です。

ビタミンUは特に胃腸への作用が強く、過剰な胃酸の分泌を抑制したり、胃の粘膜を修復するので、揚げ物と一緒に摂取する事で胸やけを防ぐ効果もあります。

ただし、ビタミンUは熱に弱い性質があるので、熱を通さず、サラダや千切りにして食べる事で胃腸の状態を正常に保つ効果を発揮出来ます。

1-2.ビタミンC

「ビタミンC」は、コラーゲンや抗ストレスホルモンを合成する働きがある非常に大事な栄養素です。

そして、キャベツは100gあたり41mgのビタミンCを含んでいます。参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

このビタミンCの含有量は極めて多く、葉っぱ3~4枚で一日に必要なビタミンCの半分を摂取する事が出来ます。

しかし、ビタミンCは熱に弱い成分です。

ですので、キャベツを生の状態のまま食べると、より多くのビタミンCを取り入れる事が出来ます。

1-3.ビタミンK

あなたは「ビタミンK」という成分をご存知でしょうか?

ビタミンKは「止血のビタミン」とも呼ばれ、ケガや内出血を起こした際に肝臓の血液凝固因子に働きかけ、血液を固める作用があります。

更に、ビタミンKはカルシウムが骨に沈着する際に必要なたんぱく質を活性化させる効能があるので、骨を丈夫にする事が出来、骨粗鬆症の予防にも有効です。

ビタミンKは、キャベツを100g食べる事で78㎍摂取出来ます。(参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

1–4.カリウム

キャベツはミネラルの一種である「カリウム」の含有量も豊富です。

カリウムはナトリウムと協力して、筋肉を正常に動かしたり、血圧の上昇を抑制する働きを体内で行っています。

しかし、加工食品やアルコール、塩分の摂りすぎによってカリウムは失われやすく、飲酒や塩分が多い食生活が日常化している現代人にとっては特に不足しがちな栄養素です。

カリウムが不足してしまうと、ナトリウムとのバランスが崩れ、血圧が上昇し、高血圧の発症リスクが高まってしまいます。

ですが、キャベツは100gあたりカリウムを200mgも含んでいるので、効果的に摂取出来る野菜です。参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

1-5.葉酸

「葉酸」は緑黄色野菜全般に多く含まれていて、キャベツの含有量は78㎍です。(参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

赤血球の生産に深く関わっている葉酸は、「造血のビタミン」と呼ばれ、摂取する事で悪性貧血を予防する効果を発揮します。

また、葉酸は細胞の新生にも必要な栄養素です。

その為、妊娠中や授乳中の女性が葉酸を不足してしまうと、子供の発育に大きな影響を与えるので、積極的に取り入れる必要があります。

2.キャベツの健康効果

栄養面で優れた効果があるキャベツは、様々な病気の予防や症状の改善に役立ちます。

このパートでは、そんな栄養価の高いキャベツを食べる事で得られる健康効果を1つずつ解説していきたいと思います。

2-1.胃潰瘍・十二指腸潰瘍を防ぐ

キャベツには、胃や十二指腸等の「消化器官潰瘍」を防ぐ作用があります。

潰瘍とは、自身の消化液によって胃壁等を傷つけてしまう危険な病気です。

しかし、キャベツに含まれている「ビタミンU」は、過剰になった胃酸の分泌を抑制したり、胃腸粘膜の新陳代謝を活発にし、胃の粘膜を修復する事が出来ます。

アメリカのガーネットチェイニー氏が行った実験では、「消化器官潰瘍患者13名にビタミンUを含んだキャベツジュースを飲ませると、完治日数が大幅に短縮した」と発表されました。

..以上のように、ビタミンUは胃潰瘍や十二指腸潰瘍に対して極めて効果的に働く為、「潰瘍」を表す英語「ulcer」の頭文字を取って「ビタミンU」と名付けられています。

2-2.ガンの予防効果がある

キャベツには優れた抗ガン作用がある事が、様々な科学的研究によって判明しています。

NCI(アメリカ国立ガン研究所)が1990年に行ったデザイナーフーズ計画では、「キャベツはガン予防において非常に高い効果がある」と発表されました。

この高い抗ガン作用は、キャベツに含まれる「イソチオシアネート」という成分が、ガン細胞に対して極めて効果的に働く為です。

アブラナ科の野菜に多く含まれるイソチオシアネートは、体内で発ガン性物質を解毒する酵素の働きを活性化させる事が出来ます。

アメリカのバンダービルド大学が行った研究では、「イソチオシアネートを含む野菜の摂取は、結腸、肺、膀胱、乳房、前立腺等のガンになるリスクの軽減に深く関係している」と報告されました。

2-3.便秘解消効果がある

キャベツは、「ビタミンU」の作用によって、胃の働きを助けて便秘を防ぐ事が出来ます。

「胃と便秘は関係あるのですか?」と思われるかもしれませんが、実は、胃と腸は1本の管で繋がっているので、強い相関関係があるのです。

胃が弱っていて慢性的な消化不良が続くと、小腸で十分に栄養が吸収される事なく、食物が大腸に到達してしまい、やがて大腸の腐敗へと繋がります。

大腸が腐敗すると、腸の機能が低下してしまい、便秘の原因となってしまうのです。

その為、ビタミンUの働きによって胃の状態を正常に保ち、消化不良を防ぐ事は、便秘の解消に繋がります。

2-4.風邪の予防に繋がる

実は、キャベツは風邪の予防にも効果を発揮します。

何故なら、キャベツには「ビタミンC」が豊富に含まれているからです。

ビタミンCには、体内に入ったウイルスや病原菌を排除する「白血球」の機能を強化し、免疫力を高めてくれる効果があります。

その為、ビタミンCを摂取する事は身体の免疫力を強化させ、風邪の予防にも繋がります。

国立がん研究センターが行った調査では、「ビタミンCを毎日大量摂取している人は、風邪の発症を低く抑える事が出来た」と発表されました。

2-5.抗酸化作用がある

あなたは「抗酸化作用」という言葉を聞いた事があるでしょうか?

抗酸化作用とは、ガンや動脈硬化、老化現象等を引き起こす「活性酸素」の働きを抑える事です。

キャベツは、この抗酸化作用を持つ栄養素を豊富に含んでいます。

それは、「ビタミンC」です。

ビタミンCは高い抗酸化力を持っているので、体内の活性酸素を除去し、脳梗塞の原因でもある動脈硬化やガンを未然に防いでくれます。

また、こちらの記事では、キャベツ以外の抗酸化作用を持つ食品について詳しく紹介しているので、是非チェックしてみて下さい。

美肌効果やガンの予防も出来る!究極の抗酸化食品9選

3.キャベツの食べ過ぎによる影響は?

栄養価の高いキャベツですが、「たくさん食べ過ぎてしまう事で身体に影響は無いの?」と心配される方もいるかもしれません。

実は、「キャベツを過剰に摂取すると、甲状腺に関する病気の発症リスクが高まる」という説があります。

“甲状腺”とは?

首の前側、のどぼとけのすぐ下にある非常に小さな臓器です。

主な働きとしては、身体の発育を促進させたり、新陳代謝を促す「甲状腺ホルモン」を分泌しています。

キャベツに含まれる「ゴイトリン」という成分には、甲状腺ホルモンを生み出す際に必要なミネラルの吸収を妨げる効果があるのです。

すると、甲状腺ホルモンが不足してしまい、甲状腺腫等の病気の発症に繋がってしまいます。

しかし、キャベツに含まれるゴイトリンの量はごく少量です。

その為、一般的な食事量では、キャベツの摂取によって甲状腺に悪影響を与える事は無いとされているので、ご安心ください。(参考:医薬品情報21:「キャベツの成分と甲状腺」

まとめ

キャベツの栄養素や健康効果の解説は以上になります。

キャベツを食べる事で得られるメリットは十分伝わったでしょうか?

この記事をきっかけに、少しでもあなたのキャベツに対する理解が深まったのなら幸いです。

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