実は健康に良い?冷水シャワーの5つの効果を具体的に解説

こんにちは、健康管理士一般指導員の梅田(@gozorop_com)です。

突然ですが、あなたは冷水のシャワーを浴びる健康法を知っていますか?

実は、お風呂上りや入浴時に約1分間冷水によって身体に刺激を与える事は、非常に優れた健康効果が秘められているんです。

海外では、サウナ後に雪の上に転がる「スノーローリング」や、屋外でバケツを使って冷たい水を浴びる健康法が存在しています。

そこで今回の記事では、冷水を浴びる事によって身体に生じる変化を詳しく書いていきたいと思います。

是非、あなたも冷水シャワーを実践して毎日の健康維持に役立ててみて下さい。

1.冷水シャワーの健康効果

まずは、冷水シャワーで得られる健康効果をご紹介していきたいと思います。

1-1.免疫力が向上する

「冷たい水を浴びると風邪をひきそう..」と思われるかもしれませんが、逆に、冷水シャワーには免疫力をアップさせ、風邪をひきにくくする効果があります。

何故なら、恒温動物であるヒトは、自分の体温を一定にキープしようとする性質がある為、冷水を浴びると身体が「体温を上げよう」と反応するからです。

‟恒温動物”とは?

周囲の気温に左右されずに自らの体温を一定に保とうとする動物のこと。ヒト等の哺乳類や鳥類が多いです。

逆に、爬虫類や昆虫類等の自分で体温をコントロール出来ない動物を変温動物と言います。

その為、冷水シャワー後は皮膚表面から熱が逃げにくくなり、体温が高い状態を長く保つ事が出来るようになります。

体温を上昇させると免疫細胞の活発化に繋がるので、風邪等の病気のリスクを最小限に抑えられるのです。

1-2. アトピー性皮膚炎の症状が改善する

冷水シャワーはアトピーの症状を改善させる効果があります。

アトピーはアレルギーの一種であり、有害ではないものにまで身体の免疫機能が過剰に反応してしまう事が原因です。

しかし、冷水シャワーは「副腎」という内臓を刺激し、アトピーの原因である過剰な免疫反応を抑制する「副腎皮質ホルモン」の分泌を促す効果があります。

副腎皮質ホルモンの免疫抑制作用は、アトピー性皮膚炎の治療によく使用される「ステロイド」という薬品に合成されるほどに強力です。

その為、冷水シャワーで副腎を刺激し、体内に元々存在している副腎皮質ホルモンの分泌量を増加させる事は、症状改善に極めて効果的です。

生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く! (新潮新書 (015))

アトピー症状が出たときに、冷水浴のような刺激を与えると、副腎の働きが活性化して、副腎皮質ホルモンの分泌が増し、自力で抑える方向に働きます。

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1-3.花粉症の症状が改善する

冷水シャワーは花粉症に対しても効果があります。

花粉症は、身体の免疫機能が人体にとって有害ではない花粉を「異物」として認識し、過剰に追い払おうとする事によって、くしゃみや鼻水が発生するアレルギー反応です。

鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会の資料によると1998年の段階では国民の16.2%と患者数が少なかった花粉症ですが、2008年の段階では26.5%と飛躍的に増加しています。

花粉症の有病率の増加は、体内の免疫抑制作用を持つ「副腎皮質ホルモン」の分泌量の低下が一つの要因です。

副腎皮質ホルモンは熱い、冷たいといった刺激によって副腎から分泌されるのですが、冷暖房の設備が整った現代では、そのような刺激を受ける事が少なくなってしまいました。

しかし、冷水シャワーによって副腎を刺激させると、身体の炎症やアレルギー反応の症状を抑える副腎皮質ホルモンの分泌量を増加させる事が出来ます。

その為、花粉に対する過剰な免疫反応を抑制し、辛いくしゃみや鼻水を抑える事が可能なのです。

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からだのどこかに炎症が起きた時、アレルギー反応が起きた時、すぐさま副腎皮質ホルモンを分泌して、炎症を抑える働きをします。

緊急時に出動して、火消しをするよう消防隊のような存在です。

引用:生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く! (新潮新書 (015))

1-4.疲労回復効果がある

冷水シャワーは運動後の筋肉疲労を回復させる事が出来ます。

身体に負担がかかる激しい運動の直後は、筋線維がダメージを受け、炎症を起こしている状態です。

しかし、冷水によって患部を冷やすと炎症を和らげる事が出来るので、翌日の疲労感や筋肉痛を抑制する効果があります。

更に、日常生活での慢性的な疲労感を解消したい場合は、冷水と温水を交互に浴びる「温冷水シャワー」が効果的です。

温冷水シャワーのやり方は以下の通りです。

  1. 40~45℃の温水を1分間浴びる
  2. 7~10℃の冷水を1分間浴びる
  3. 1と2を交互に3~7回繰り返す

この温冷水シャワーの特徴は、血液の循環を良くする事にあります。

温水によって身体を温めると血液が身体の末端部分に流れ、更に冷水によって身体を冷ますと今度は血液が心臓に集まります。

この2ステップを何度も繰り返すと血管が拡張され 、血液の循環が良くなるので体内に蓄積している疲労物質を素早く排出する事が可能なのです。

2013年にオーストラリアで発表された論文では、「温水のみよりも、温水と冷水を交互に浴びる方が疲労回復効果を期待できる」と言われています。

1–5.ダイエット効果がある

実は、冷水シャワーによって身体を冷やすと脂肪を燃焼させる事が可能です。

「脂肪」には2つの種類があります。

それは、「白色脂肪細胞」「褐色脂肪細胞」です。

白色脂肪細胞は僕達が良く知っている体脂肪や内臓脂肪等の身体にあるほとんどの脂肪の事を言います。

対して、褐色脂肪細胞は身体に僅かしかない体温調節の役割を持っている脂肪です。

褐色脂肪細胞は寒さを感じると活性化し、体内の白色脂肪細胞を燃焼させる事で熱を発生させ、体温をコントロールしようとします。

結果的に、冷水シャワーで身体を冷やすと余分な白色脂肪細胞を燃やす事が出来るので、ダイエットとしても効果的です。

2.冷水シャワーの注意点

冷水シャワーの健康効果は非常に優れていますが、やり方には注意が必要です。

冷水を急に浴びると血液が一気に心臓へと集まってしまい、心臓等の循環器系の臓器に負担をかけてしまいます。

その為、心臓から遠い「手先足先」から徐々に浴びるようにして下さい。

また、心臓系の疾患や高血圧の症状、体調が優れない方は冷水シャワーの実践は避けましょう。

まとめ

冷水シャワーに関する記事はこれで以上になります。

いかがだったでしょうか?

1分間という短い時間、冷水によって身体に刺激を与える事は日々の健康維持に繋がるので、是非試してみて下さい。

この記事をきっかけに冷水シャワーを始める人が増えてくれると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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