風邪や花粉症を解消!痛くない鼻うがいのやり方と4つの効果

こんにちは、梅田(@umeda_kouki)です。

突然ですが、あなたは”鼻うがい”をご存知ですか?

鼻うがいとは、インド大陸の伝統的医学であるアーユルヴェーダの治癒方法の1つで、鼻から洗浄液を入れて、鼻に詰まった異物を洗い流す健康法です。

鼻はウイルスや雑菌が蓄積しやすい場所であり、日頃から洗浄する事によって多くの健康効果が得られます。

また、鼻うがいと聞くと「鼻から液を入れるのは何だか痛そう‥」と躊躇してしまう人が多いようです。

しかし、正しいポイントさえ押さえれば痛みを感じる事はありませんし、慣れれば通常のうがいと同じくらい簡単に行う事が出来ます。

今回は、鼻うがいを毎日実践しスッキリしている僕が、正しいやり方とメリットを分かりやすくお伝えします。

1.鼻うがいの効果

鼻うがいを行う事で、普段は全くケアされていない鼻腔をきれいに洗浄する事が出来ます。

これによって得られる健康効果を1つずつ紹介していきましょう。

1-1.風邪の予防

鼻うがいには、優れた風邪の予防効果があります。

何故なら、鼻うがいはウイルスが蓄積しやすい「上咽頭(じょういんとう)」を洗浄液によってごっそりと洗い流す事が出来るからです。

上咽頭は喉の上の鼻腔が交差する位置にあり、鼻から吸い込んだ空気が通過する器官でもあります。

そして、上咽頭は空気と一緒にウイルスが侵入しやすい器官でもある為、免疫物質が集中している重要な免疫器官の1つです。

しかし、この上咽頭に集まっている免疫物質が、体内に侵入したウイルスと炎症を起こすと風邪の大きな原因となってしまいます。

ですので、鼻うがいによって上咽頭の雑菌を日頃から洗い流しておく事は、ウイルスによる炎症を防げる為、風邪の予防法として極めて効果的です。

トロント大学のブレイク・パップシン教授が行った研究では、「生理食塩水を鼻腔に流す鼻洗浄を行うと、鼻腔を保湿し、付着した物質を除去する事が出来る」と発表しました。

1-2.蓄膿症の症状改善

鼻うがいは蓄膿症の症状改善にも役立ちます。

蓄膿症は

  • 黄色く変色した鼻水が出る
  • 強い頭痛
  • ニオイを感じなくなる

等の症状が現れる厄介な病気です。

主に、風邪等の影響によって鼻にたまった細菌が炎症を起こし、副鼻腔に膿(うみ)が蓄積する事が原因で発症します。

黄色く膿が溜まっている空洞が“副鼻腔”

蓄膿症に対して鼻うがいが効果的な理由は、鼻に注ぎ込んだ洗浄液が副鼻腔を通過する点にあります。

つまり、膿が溜まっている患部をきれいに洗い流し、症状を軽減してくれるのです。

耳鼻咽喉科の専門医も、蓄膿症の症状緩和の為に鼻うがいを家庭で行う事を推奨しています。(参考:耳鼻咽喉科福武医院:鼻洗浄について

1-3.花粉症が改善する

厚生労働省が2008年に行った調査によると、日本人の29.8%が花粉症だと報告されています。 (参考:厚生労働省・花粉症Q&A集(平成22年度))

そんな多くの人を悩ませている花粉症に対しても、鼻うがいは非常に有効です。

花粉症の症状である過剰なくしゃみや鼻水は、花粉の侵入を防御するために発生しています。

鼻うがいは花粉も鼻腔から排除してくれるので、必然的に花粉に対する防御反応も低下し、症状を大きく改善する事が出来るのです。

猥協医科大学越谷病院耳鼻喉科が花粉症患者15名を対象にした実験では、「鼻洗浄を行った患者グループは花粉症の症状が改善した」と報告しています。

1-4.鼻づまりを防ぐ

鼻うがいは、辛い鼻づまりにも効果があります。

鼻づまりは鼻の中の「鼻甲介(びこうかい)」という部分の粘膜が腫れ上がり、鼻腔が圧迫されている状態です。

鼻甲介の粘膜は雑菌等の侵入によってダメージを受けて腫れ上がっているため、鼻うがいによって雑菌そのものを鼻腔から排除しておく事は鼻づまりの防止に繋がります。

カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部が行った研究結果では、「鼻洗浄は鼻づまり等の疾患の症状改善に有効である」と発表しています。

1-5.集中力が向上する

アーユルヴェーダでは「鼻は脳の扉」とも言われ、鼻うがいによって呼吸を完全な状態にしておく事は、集中力の向上にも繋がります。

僕達の脳は毎日千億個以上の細胞を長時間活動させている為、常に大量の酸素を必要としています。

また、呼吸器官の中でも脳との距離が最も近い鼻呼吸には、脳を冷やして適温に保つ役割もあるので、鼻呼吸がフルに機能していないと脳機能の多くが上手く働かなくなるのです。

ですから、鼻うがいで鼻の通りを良くしておく事は、日中のパフォーマンスを大きく向上させる事に繋がります。

実際に「鼻呼吸」と「脳の働き」の相関について調査した研究データも存在します。

グラクソ・スミスクライン株式会社が2009年に行った実験によると、鼻腔拡張テープを使い、鼻の通りを良くさせた子供とそうでない子供にそろばんをさせた結果、正答率に約10%の差があったそうです。

2.鼻うがいのやり方

ここからは、実際に鼻うがいを行う際の注意点と正しいやり方について解説していきます。

最初は少し時間がかかるかもしれませんが、慣れれば洗浄液の準備から後片付けまで、大体2~3分で完結します。

2-1.鼻うがいの容器を準備する

鼻うがいは家庭にあるコップ等でも可能ですが、よりスムーズに洗浄するにはネティポットという専用の容器が必要になります。

鼻うがい器には様々なものがありますが、その中でもネティポッドは、インドの伝統医学アーユルヴェーダで古くから使用されてきた鼻うがい専用の容器です。

僕自身、長年愛用していますが毎日快適に鼻腔を洗浄する事が出来ています。

ヨガの鼻洗浄器 ネティポット 樹脂製 軽量 (ホワイト)

このように、ネティポットはじょうろのような形をしており、容器の先端から洗浄液を直接鼻に流し入れて使います。

ネティポットは通販で1000円以下くらいで手に入れる事が可能です。

2-2.温めた水を用意する

専用の容器を用意したら、次は洗浄液を用意します。

まず、人肌程度(約37℃)に温めた水を150cc用意して下さい。

2-3.塩を入れる

次は、37℃のお湯に塩を溶かして“涙と同じしょっぱさ”の塩度の液を作ります。

涙と同じしょっぱさの洗浄液を使用すると、鼻うがいの際に浸透圧の違いによって生じる「ツーン」とした痛みを防ぐ事が可能です。

洗浄液は水の量に対して0.9%の塩を入れれば、ちょうど体液くらいの濃度になります。ですから、今回は150ccの水を用意したので1.35g(ティースプーン半分の量)の塩を溶かせばOKです。

また、注意点としてはできるだけ『良い塩』を使うこと。僕自身は天然の「ヒマラヤ岩塩」という商品を使っています。

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2-4.鼻の穴から水を入れる

洗浄液が用意できたら、実際に鼻を洗浄していきます。

まず、少し前かがみになり、真横を見るように顔を傾けます。

そして、容器の先端を鼻の穴に入れて、ゆっくりと液を流し込み、逆側の鼻から液を出します。

この時、口は半開きの状態で「えー」と言いいながら行うと、喉の器官に水が流れる事を防げます。

以上を交互に繰り返して、鼻腔を綺麗にしていきます。流し終えたら、逆側の鼻も同じように洗浄して下さい。

2-5.鼻に残った液を出す

最後に、鼻腔に残った洗浄液を出し切ります。

片方の鼻をふさぎながら軽く鼻をかむ要領で残った液を出して下さい。

残った液を出し切ったら、使用した容器を軽く水洗いして全ての手順が完了です。

鼻の中の異物が根こそぎ除去されたスッキリ感を楽しみながら、一日を過ごして下さい。

【鼻うがいの実践動画】

3.鼻うがいをする際の注意点

鼻うがいを行う際にはいくつかの注意点があります。

まず、鼻うがいに使用する洗浄液は必ずミネラルウォーターか浄水器を通した綺麗な水にして下さい。

水道水にはたくさんの塩素や科学毒素が含まれており、鼻の粘膜を傷付けてしまう恐れがあります。

また、残留している洗浄液が耳の方に流れてしまい、中耳炎の原因になる可能性がある為、鼻に残った水を出す際は強くかみ過ぎないように気をつけましょう。

そして、同じ日に何度も洗浄すると粘膜を傷つける可能性があるので、鼻うがいは1日に2回までを目安に行って下さい。

まとめ

今回は、鼻うがいの正しいやり方と効果についてお伝えしました。いかがだったでしょうか?

鼻うがいを日常的に行えば、鼻腔が清潔に保たれ風邪をひきにくくなり、日中の頭の冴え具合、集中力にも変化が現れます。

今回の記事を読んで「鼻がスッキリした!」という方が出てくれれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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